宅建試験「税その他」攻略の鍵|不動産取得税・固定資産税・登録免許税のポイント

公開: 2026-06-21 ・ 宅建BOOST 編集部

不動産取得税とはどのような税金ですか?

不動産取得税は、土地や家屋を取得した際に一度だけ課される都道府県税です。

この税金は、売買だけでなく、贈与や建築によって不動産を取得した場合にも課税対象となります。

課税標準は原則として取得時の不動産の価格(固定資産税評価額)で、標準税率は土地・住宅で3%、非住宅で4%です。

特定の要件を満たす住宅やその敷地には、税負担を軽減するための特例措置が適用されることがあります。

納税は、不動産を取得した後に都道府県から送付される納税通知書に基づいて行います。

固定資産税はどのように課税されますか?

固定資産税は、毎年1月1日時点の土地や家屋、償却資産の所有者に対して課される市町村税です。

この税金は、不動産を所有している限り毎年課税され、その年の4月1日から始まる年度の税金として徴収されます。

課税標準は固定資産税評価額に基づいており、標準税率は1.4%ですが、市町村の条例によって異なる場合があります。

住宅用地には課税標準の特例があり、一定の面積までは税額が大幅に軽減される措置があります。

都市計画区域内の不動産には、都市計画税が固定資産税と合わせて課されることがあります。

登録免許税はどのような場合に納める税金ですか?

登録免許税は、不動産の登記や船舶の登録、会社の設立登記など、各種登録・免許に対して課される国税です。

この税金は、登記や登録を申請する際に、原則として法務局などの窓口で現金で納付します。

課税標準は登記の種類によって異なり、不動産の価格(固定資産税評価額)、債権金額、件数などが用いられます。

税率も登記の種類ごとに細かく定められており、例えば売買による所有権移転登記は2%が原則です。

特定の住宅用家屋の登記には、税率が軽減される特例措置が適用されることがあります。

3つの税金を比較するとどうなりますか?

税金の種類課税主体納税義務者課税標準の基本主な税率(原則・標準)課税頻度
不動産取得税都道府県不動産を取得した者固定資産税評価額土地・住宅3%、その他4%取得時1回
固定資産税市町村(東京23区は都)1月1日現在の所有者固定資産税評価額1.4%毎年
登録免許税登記・登録の申請者不動産価格、債権額など登記の種類による(例: 売買2%)登記時1回

試験対策のポイント

よくある質問

不動産取得税の「住宅」と「非住宅」の税率の違いは何ですか?

不動産取得税の標準税率は、土地および住宅に対しては3%が適用されます。一方、住宅以外の家屋(店舗、事務所など)に対しては4%が適用されます。これは、居住用不動産の取得を促進するための政策的な配慮によるものです。

固定資産税の納税義務者は、年の途中で不動産を売却した場合どうなりますか?

固定資産税の納税義務者は、毎年1月1日現在の不動産所有者です。そのため、年の途中で売却した場合でも、その年の納税義務は1月1日時点の所有者にあります。ただし、不動産売買の実務においては、売買契約において、日割り計算で買主が負担する旨を定めるのが一般的です。

登録免許税の軽減措置は、どのような住宅に適用されますか?

登録免許税の軽減措置は、自己居住用の一定の要件を満たす住宅用家屋の登記に適用されます。具体的には、床面積が50平方メートル以上であること、新築または取得後1年以内であること、新耐震基準適合など、いくつかの要件があります。詳細は国税庁の情報を確認することが重要です。

出典・参考